お金の返済を滞納するとどうなる?
お金を借りた後、返済を滞納するとどうなるのか、これが気になる方は多いようです。
最初から滞納するつもりでお金を借りる方はまずおられませんが、借入後、急に収入が途絶えることだってありますからね。
そんなときにどうなるのか、あらかじめ知っておいた方が安心です。
お金の返済を滞納したとき、真っ先に出る影響は、「遅延損害金の発生」です。
借入とは、お金をレンタルしているようなもの。
レンタル品には、返却期限があるのが基本ですよね。
借入でいう「返済日」や、そのときに必要な「返済額」は、レンタル品でいう返却期限にあたるわけです。
レンタルDVDなどで返却期限を守れなかったとき、返却が遅れた日数分に合わせて罰則金がかかるのが普通ですよね。
それと同じことが、借入でも起こります。
期限までに必要額を返済できなかった場合、現在の借入残高に応じて罰則金がかかります。
罰則金は固定ではなく、利息と同じように金利が設定されていますので、それを使って通常利息と同じように計算し、元金分の返済と合わせて支払う形になります。
これが、滞納したときに起こる基本的な悪影響です。
ちなみに、これは滞納機関に応じて計算されますので、滞納機関が長引くほど、罰則金が増えます。
滞納すればするほど支払必要額が増え、借金返済がかなり難しくなることも多いです。
滞納はできるだけ避けた方がいいですね。
また、あまりに滞納が頻発したり、滞納期間が長期に及ぶと信用を失くし、以降はどの金融機関・貸金業者でも借入を使えなくなります。
借入の利用は記録が残るため、「滞納」のようなNG記録の残るからです。
さらに、今借りている借金も、あまりに信用を失くすと分割返済を認められず、即座の一括返済を請求されることもあります。
キャッシングなど、継続借入できるサービスを使っているときなど、もちろん以降の追加借入等もお断りされますね。
滞納したらトラブルが多いとのイメージがあると思いますが、実際その通りです。
滞納は極力避けてくださいね。